風邪やアレルギーが増えてくる季節となってきました。
「咳をするたびに腰がズキッと痛む…」という経験はありませんか？
実はこの症状、筋肉や背骨にかかる負担が原因で、多くの人に見られるものです。今回は、咳によって起こる腰痛の原因と対処法、整骨院での施術例をご紹介します。

<咳で腰が痛くなる仕組み -->

咳をする動作では、腹筋や背中の筋肉が一気に収縮します。
このとき、腰椎（腰の背骨）やその周囲の筋肉に強い負担がかかり、以下のような状態を引き起こします。

– 腰の筋肉の過緊張（こり）
– 筋膜の炎症
– 椎間板ヘルニアの悪化

特に猫背や反り腰など、姿勢に問題がある方はリスクが高くなります。

<自宅でできる応急処置>

✅ 1. 咳止めで咳そのものを抑える
市販薬や病院で処方された薬を使って、まずは咳を落ち着かせましょう。

✅ 2. 腰を冷やす（急性期）
痛みが出た直後は、湿布やアイスパックで15分程度冷やすのが効果的です。

✅ 3. 温める（慢性期）
痛みが長引く場合は、お風呂などで温めて血流を良くしましょう。

✅ 4. 軽いストレッチ
太ももの裏や腰回りを軽く伸ばすことで、筋肉の緊張を緩和できます。無理は禁物です。

<整骨院での施術例>

初回はカウンセリングと姿勢分析から始まり、背骨と骨盤のゆがみ、筋肉の硬さを診察します。

治療方法
– 腰の手技療法（マッサージ）
– 骨盤の歪みを整える骨盤矯正
– 深部筋に効く電気治療

このような形で根本的な原因から治療していくことで、咳をしても響くような痛みがかなり軽減され、動きもスムーズになります。
放置すると慢性腰痛になる可能性もあるので早めの対処が必要になります。

<まとめ>

咳による腰痛は、筋肉や関節が限界まで使われたサインかもしれません。
咳が続くときに腰痛が出てきたら、**無理をせず早めにケアをすること**が大切です。

整骨院での施術や、日常のセルフケアを組み合わせて、腰への負担を減らしていきましょう。

健康堂整骨院下丸子院
TEL　03-3750-5544