最近、首の痛み、強い肩こり、頭痛などを訴える患者さんが急激に増えています。
このような症状をお持ちの患者さんにレントゲンを撮影しますと、横から見ると、ゆるやかにカーブしているはずの頸椎(首の骨)が、まっすぐになってしまった状態になっていることが多いのです。このような状態をストレートネックと呼んだりします。
じっと下を向く姿勢となるデスクワークやスマートフォンの使用が長時間に及ぶ方に多く、最近ではスマホ首という言い方もされるようになってきました。ストレートネックになると、体の約10%もある頭の重みを上手く分散して支えることができず、頭の重さがダイレクトに首や肩周りへの負荷になってしまいます。
初期の症状は首や肩のこりですが、放置しておくと耳鳴りやめまい、頭痛、自律神経失調症、手・腕のしびれなどの症状がでることもあります。なお、ストレートネックは男性よりも、女性に多く見られます。もともと首回りの筋力が男性に比べて弱い女性は、筋肉の負担が大きくなりやすいためだとか言われています。
ストレートネックやスワンネックに起因する主な症状
●首痛・首こり・背中の張り
●手・腕のしびれ
●寝違い・首の可動域の減少
●難聴・耳鳴り
●頭痛・頭重
●視力低下・疲れ目・ドライアイ
●めまい・ふらつき・吐き気
●自律神経失調・のぼせ
●顎関節痛・食い縛り
●うつ的症状・不眠・不安感
当院では、歪みの原因がどこからきているのかを見極めながら施術させていただきます。
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