こんにちは。
健康堂整骨院下丸子院です
皆さんもこのような経験はありませんか?
・朝起きたら頚が動かなかった
・よく寝違えを繰り返している
・いつもは1日で治るのに今回は長引いている
・枕を新しくしてから頭のバランスが悪い
・マッサージしたら余計に痛みが強くなった
寝違えとは?
一般的に「寝違え」と呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態です。
人間の頭部は、正面から見た首の幅に対して中間の位置にあるのが望ましいのですが、睡眠中はどうしてもその位置からずれがちです。
長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。
そのような状態で起床時に急に頭首を動かすと、寝違えが発生するのです。
例えば運動をするとき、ストレッチをせずにいきなり激しい運動をしたら筋肉を傷めてしまいますよね。
それと同じで、睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れが起きるのです。
つまり寝違えは、寝ているときに生じるわけではありません。寝違えの原因は睡眠中に作られますが
、寝違えの炎症が発生するのは起床時なのです。
寝違えの原因
寝違えの原因は睡眠時に作られます。実は、寝相の良い人は寝違えやすいと言われています。
寝相の良い方は、就寝中に姿勢があまり変わっていない可能性が高く、筋肉・血流が凝り固まりやすいからです。
就寝時の姿勢と起床時の姿勢があまり変わらない方・寝相が良いと人から言われる方は、自然な寝返りを促す就寝環境を作るようにしましょう。
例えば、マットレスは硬めのものがおすすめです。
低反発や柔らかい素材は寝返りが打ちにくくなるので、避けましょう
。また、寒い環境で寝ると、血流悪化・筋肉硬直しやすくなります。
冬場はもちろん、夏場もクーラーで冷やしすぎないように気をつけましょう。
飲酒後は特に要注意!
お酒を飲んだ後は寝違えが起こりやすいと言えます。
その理由はふたつ。
まずひとつは、筋肉内の血流が低下しやすくなること。
もうひとつは、酔っていると感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が激減することです。
また、過度に疲れているときにも、お酒を飲んだときと同じことが起きやすくなります
。飲酒後やいつもより疲れているときは、寝る前に経口補水液などでミネラル分を補給するのがおすすめです。
ミネラル分摂取は血流の低下を防ぎ、寝違えの予防につながります。
寝違えが中々改善しない理由
実は寝違えにも種類があります
。筋膜を傷めているケースと、中心部分を傷めているケースです。
例えば、首を右に回したときに左側が痛ければ、筋膜(筋肉の表面を覆う膜)が傷ついている可能性が高いと言えます。
反対に、首を右に回したときに右側が痛ければ、筋肉の中心部分が傷ついている疑いがあります。
前者の方が痛みは強く、治りにくい傾向があります。
寝違えの多くの原因は軽度の肉離れですが、まれに頸椎に神経痛やねんざが発症しているケースもあります。
神経痛の場合
末しょう神経が圧迫されることで、痛みやしびれ・まひが生じるのが神経痛です。
不自然な姿勢で寝ていたことで頸椎(けいつい)周辺の神経が圧迫され、神経痛になることがあります。
首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛が疑われます。
ねんざの場合
ねんざとは、関節のじん帯や腱(けん)・軟骨などが傷つくケガのこと。
例えば睡眠時に頭が極端にのけぞった状態になっていると、頸椎がねんざすることがあります。
痛みがある角度を確認するために頚を動かしたり、マッサージをしたり、ストレッチをしたりするとかえって炎症を強めてしまうこともあるので、
寝違えた直後は炎症を抑える為にアイシングと安静にすることが大切です。
ただしアイシングは長くても1時間程度にしましょう。
長すぎるアイシングは血流を悪くしてしまい、
筋肉の硬直を強めてしまうため回復を遅らせてしまいます。
このような急性の症状は早期治療で早期回復していきますので
お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
健康堂整骨院下丸子院