【腱板】とは
肩関節を取り巻く四つの筋肉のグループ、
(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)の腱から構成される構造体で
上腕骨頭という腕の骨を 肩甲骨の受け皿に保持しています。
関節の回旋運動
(棘上筋が外転運動,棘下筋と小円筋が外旋運動,肩甲下筋が内旋運動)
に重要な役割を果たしています。
【症状】
肩の運動障害、運動痛、夜間痛がありますが
多くの場合は肩の挙上は可能です。
腕に力が入らない、腕を上げる際に痛みがある、ひっかかりを感じると言う訴えもあります。
【原因】
転んで肩を強く打ってしまったというケースで腱板損傷に至ることもありますが
肩は打たなくても手をついただけでも肩に負担がかかり腱板断裂を起こすことがあります。
さらには、もっと軽微なケガとは言い難いレベルでも切れてしまうことがあります。
例えば、
「転びそうになって手すりをぎゅっと掴んだとき
重いものを上に持ち上げたとき
洗濯物を干したときなどです
少しでも症状を感じたらお早めにご相談ください