今日は、膝のお話です！
オスグット・シュラッター病って知っていますか？
通称オスグットと呼ばれるものです。
膝のお皿の下に痛みがあり、痛みが長期化してくると、そこの骨の出っ張りができてしまうものです。そこは脛骨粗面（けいこつそめん）といい、大腿四頭筋の腱である膝蓋腱が付着している場所です。なので、大腿四頭筋の柔軟性が低下したり、悪い姿勢でいることで大腿四頭筋が短縮してしまうと、脛骨粗面を引っ張るようなストレスが慢性的にかかることで発生します。

オスグットの方に多い姿勢は、骨盤が後傾し、前方に移動している状態（スウェイバック姿勢）の方に多いです。大腿四頭筋は骨盤から大腿骨を飛び越えて、脛骨粗面につくため、骨盤が後傾してしまうと、ストレッチがかかり、脛骨粗面が常時引っ張られてしまいます。
また、オスグットは思春期に多いことで有名な疾患でもあります。
まだ骨の発達が未熟なうちに脛骨粗面への慢性的なストレスで発生しやすいとされています。

治療としては、まずは大腿四頭筋のストレッチを行いましょう。
横向きで上にある方の膝をお尻につけるように曲げ、その次に膝を曲げた状態で膝を背中につけるイメージで股関節を後ろの方へ引きます。
この動きの時に、太ももの前が伸ばされていることを意識して行いましょう。
※痛みがある際は無理のない程度に行いましょう

当院では、丁寧なヒアリングのもと一人一人に合わせたアプローチ提案をさせていただきます
お気軽にご相談ください(*^▽^*)

健康堂整骨院下丸子院