膝の内側の感覚がなんだかしびれるように感じたり、痛く感じることありませんか?
そこには、伏在神経という皮膚の神経が通っています。
なので、この伏在神経が障害されてしまうと、膝の内側の皮膚の違和感を感じます。
伏在神経とは、大腿神経の最も長い知覚枝で、縫工筋の深部を下行し、内転筋管を通り、膝内側と下腿内側の知覚を支配します。内転筋管(Hunter管)は大腿の中1/3辺りに位置し、前内側を内側広筋、後方を長内転筋と大内転筋、内方を縫工筋にて区画されています。
膝関節の痛みとの鑑別ですが、膝関節であれば関節可動で痛みが出現します。
伏在神経絞扼障害であれば、安静時痛や夜間痛があり、日によって痛みが変動する、関節可動でも痛みは変動しない点で鑑別可能です。
そのため、伏在神経の絞扼症状の改善には、内側広筋や大内転筋の柔軟性改善による広筋内転筋板の緊張軽減と、これらの筋の過剰収縮を抑制するためのアライメント調整が必要になります。
当院では、一人一人に合わせたアプローチ提案をさせていただきます。
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健康堂整骨院下丸子院