G-DPFLEK58CD

Blog

健康堂整骨院 下丸子院 ブログ

2023.06.06

成長期に見られる疲労骨折をご存知ですか?

 

腰の骨(腰椎)は上腕骨などに比べると小さな骨が連結して腰の前屈後屈や捻る動きなどを生み出しています。
その腰椎に後屈や回旋の反復ストレスが蓄積されていくと、腰椎分離症(ようついぶんりしょう)という骨折を起こしてしまいます。分離症は椎弓(ついきゅう)と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態のことを指します。疲労骨折が原因と考えられており、成長期のスポーツ選手に多発します。日本の一般成人では約6%(男性8%、女性4%)に認められます。

腰椎の後ろ半分は「椎弓」といってリング上の構造をしています。そのリングの斜め後方は細かく弱い部分で、背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作で力がかかります。そういう動作を繰り返されると骨にひび(疲労骨折)が入ってきます。すべての人が分離症になるわけではなく、体質的な要因もあります。一番下の腰椎(第5腰椎)に好発します。

 

症状は、腰、尻、太ももの痛みやしびれで、腰を反らせたときに痛みが増すこともその特徴の一つです。痛みの発生原因は、分離した箇所に新しく作られる骨が、神経にぶつかるためだといわれています。必ずしも痛みが発生する病気ではありませんが、年をとってから、腰椎分離症が原因の痛みが発生する場合もあります。

腰椎分離症を治療せずに放置しておくと、脊椎すべり症の一種である分離すべり症に進行していくことがあります。分離すべり症とは、骨の分離が引き金となって、腰椎が前方や後方にずれる病気です。これにより神経が圧迫され、腰痛が引き起こされます。分離すべり症は慢性的な腰痛の原因になりますので、お悩みの方はご気軽にご相談ください^_^

健康堂整骨院下丸子院

ネット予約
電話予約