前回に引き続き、膝のお話です^^
膝の内側と外側に側副靱帯があり、膝の内側に入る(X脚みたいになる)ことや外側に逃げる(O脚みたいになる)状態を回避するために制御する役割を持ちます。
内側側副靱帯は、平たく内側半月板に付着し、
外側側副靱帯は、細いヒモ状のもので外側は半月板とは付着していません。
なので、どちらかといえば内側に入ることを抑制できる内側側副靱帯が損傷された後、そのまま内側の半月板まで損傷してしまうことが多いです。
受傷直後は、膝の内側の上部分が痛くなったり、グラグラ感があって体重をかけられないくらい痛みを感じます。
た、重症例では膝前十字靱帯(ACL)損傷を合併している場合があり、大量の関節血腫(関節内が腫れて出血した状態)を認めることがあります。
陳旧例では、太ももの前面の内側の内側広筋が代償してしまうため、硬くなってきてしまいます。
損傷度合いによりますが、保存療法では1~3カ月程度での競技復帰を目指します。
単独損傷の場合、保存療法、手術療法ともに予後は良好ですが、複合損傷の場合はゆるみが生じやすいため、
後に半月板損傷などを受傷する可能性が高くなります。
なので競技復帰に必要な身体のメンテナンスを行なうことが大切になります。
お気軽にご相談ください^_^
健康堂整骨院下丸子院