ドアノブを捻る動作で手首の小指側が痛いなんてことありませんか?
もしかしたら、TFCC損傷かもしれません。
TFCCとは、三角線維軟骨とその周囲の靱帯構造からなる線維軟骨-靱帯複合体である三角線維軟骨複合体のことで
Triangular FibroCartilage Complexの頭文字を取ってTFCCと呼ばれます。
TFCCは、手首にかかる衝撃を吸収してくれる役割を持ちます。
TFCC損傷の原因は?
☑手をついた時の外傷
☑スポーツによるオーバーユーズ
☑フライパンを振る
☑加齢によるTFCCの変性
など、私たちは毎日使う手首を使うので、TFCCに慢性的なストレスがかかりやすく、痛みへと変わっていきます。
また尺骨突き上げ症候群と言って肘周囲の骨折や前腕の外傷などにより前腕の橈骨よりも尺骨の方が長くなり手首の外側の部分を常に圧迫してTFCC損傷になる場合もあります。
症状としては、
特に手首を小指側に捻る動き(ドアノブや鍵を回す、雑巾を絞るなど)
重いものを持つ
手首を小指方向に曲げる
などの動作をしたときに痛みを感じやすいです。
当院では、丁寧なヒアリングのもと手首の痛みについて鑑別し、
その後一人一人に合わせたアプローチ提案をさせていただきます。
痛みが強い場合にはハイボルトでの炎症を抑える治療や鍼灸治療を行います。
炎症が落ち着いた後、ストレッチや手技で周りの筋肉を緩めながら回復を目指していきます。
手首に痛みがあると、他のところが庇って全体に広がってしまうので、
お気軽にご相談ください(^O^)
健康堂整骨院下丸子院