膝のこんな症状ありませんか?
歩いたり、座ったり、膝は日常生活において毎日のように使う箇所です。ですから身体の中でも比較的痛みが表れやすい箇所でもあります。とくに高齢者や日常的に運動をされる方にとっては尚更のこと。あなたの膝に以下の症状はありませんか?症状を感じることのある方は是非一度当院までご相談を。
膝の皿周辺が痛む
膝に急激な強い痛みを感じる
膝を動かしていない時でも痛みを感じる
膝に不安感がある
膝に力が入らない
歩いている時に膝がガクンと抜けることがある
膝に水が溜まっている
以前、病院で膝に水、血液が溜まっていると診断された
膝を押した時にプヨプヨする
膝の痛みの原因
膝の痛みの代表的なものをご紹介いたします。
変形性膝関節症
女性に多く見られ、高齢になるにつれ羅患率が高くなります。変形性膝関節症の主な症状は膝の痛みと、膝に水が溜まります。
変形性膝関節症の初期段階では、動作開始時(立ち上がりや歩き始め)に痛みが感じられ、動作をやめれば痛みがとれます。中期や末期になると階段の昇り降りや正座になることが困難となり、安静にしていても痛みが取れず、膝が伸びないため歩くことが難しくなります。
膝半月板損傷・十字靭帯損傷
膝半月板損傷とは、外傷による発症が多いですが、外傷でない場合もあります。ストレスで発症したり、先天的に半月板が損傷しやすい場合もあります。膝半月板損傷の症状としては痛みを感じることが最も多く、膝が引っかかったり、膝崩れなどが生じます。
十字靭帯には前十字靭帯と後十字靭帯があり、発症原因も変わります。
前十字靭帯損傷は運動時の着地や、方向転換をした際に起こることが多いといえます。
後十字靭帯損傷は交通事故や、膝の打撲で損傷することが多いです。
どちらも症状として多いのは膝の痛みですが他にも、不安定な感覚、膝崩れなどがあります。
膝治療について
当院の膝治療は大きく四つの段階に分けられます。患者さまの状態に合わせて最適な治療を行います。
1 腫れをとる
痛みや腫れが診られる膝には、まず患部の固定を行います。患部を安静に保つことで自然治癒力が発揮され、痛みを和らげることや炎症を取り除くことが出来ます。また、膝の固定は安定性を高める効果もあるので、運動時の補助として使われます。
2 筋肉の緊張を緩める
痛みの原因は膝だけにあるわけではありません。膝につながっている筋肉に問題がある場合が多いので、膝と一緒に足の筋肉も治療していかなくてはならないのです。マッサージは緊張して固まってしまった筋肉を緩め、痛みをとり関節の可動域を広げる効果があります。当院ではAKA療法等を始めとした徒手治療を行っております。
3 可動域を広げる
痛みから膝を動かす機会が少なくなると筋肉が委縮し膝の可動域が狭くなっていきます。膝がこわばったり、膝に不安感を感じる場合は、膝の可動域を広げてあげる必要があります。
膝に負担がかからないよう気を付けながらモビライゼーションやPNF、PIAなどの手技に加え、ストレッチを行い、徐々に膝の可動域を広げていきます。
4 筋肉をつける
膝の痛みが無くなったら、膝周りの筋肉を強化していきます。筋肉が弱くなることから発症する痛みも多くあることから、しっかりとした筋肉をつけることが大切です。特に膝の内側の筋肉を強化することによって膝関節が安定し、痛みの再発を防ぐことが出来ます。